2010年2月24日水曜日

造花


最近の造花は素晴らしい。
1m離れれば本物と区別がつかないほど繊細にできている。
その造花に技術革新が起きようとしている。
私達生産のプロでも触らなければわからない品物だ。

凄すぎる。

感動だ。

私は花の生産に40年かかわってきた。
その一方で育種にも興味を持ち、約30年間理想の花の開発に携わってきた。

丈、大きさ、色、花持ち全ての条件をクリヤする花を作るのは大変な事であった。

時間がかかる。

バイオ技術が進歩した現在でも同じだ。  日数がかかる。

最低10年は必要だった。(胡蝶蘭の場合)

新しい商品としてデビューし評価されれば、直ぐコピーが出回り、ダメなら破棄。

夢のある仕事ではあったが現実は我慢の連続だった。

もう少し時間をかけず、開発できたら? 夢の花が提供できたのに

残念。

そこで提案です。

現在の造花は、本物の花たちをベースに製造されていますが、

この流れではおもしろくありません。

偽物はあくまで偽物です。

造花が花の世界のイメージリーダーになる。

このように考え方を変える事はできませんか?

花の世界には、育種を何十年してきた人の頭の中には理想の花はいっぱい詰まっています。

植物の生理、生態全てを理解している人達が

理想のモデルフラワーをつくる。

そしてモデルフラワーをベースに本物を開発する。

コピー商品的な発想から  夢の花へ

コラボレーションしませんか?


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